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人口移動レポートから考える、これからの進学・就職・子育ての話

日経新聞に「東京集中に拍車」という記事がありました。

2024年の人口移動報告によると、東京への流入数が拡大しているそうです。

特に若者や女性の流入が多いとのことで、北海道や広島などから東京へ来る人が増えているみたいですね。

一方で、転入が増えているのは茨城や静岡、宮城なども含まれるとか。

静岡は気候が穏やかで暮らしやすそうだし、宮城には仙台という大きな都市があるので、進学や就職先として注目を浴びているのかもしれません。

東北方面の方にとっては「東京は遠すぎるけど、仙台ならまだ行ってもいい」といった、親御さんの心境もあると聞きます。(東京はギラギラしすぎて我が子がそんなところで暮らすのは嫌だけど、仙台ならまぁ仕方ない、的な)

そんな話を見ながら、今日は「若者が東京に行く理由」と「これからの進学や就職、そして子育て」のことをつらつら考えてみました。

1.進学を理由に東京へ行くのは、今後減っていくかも?

若者が東京に行く理由の一つとして「進学」がありますよね。

でも最近、私自身が英語学習アプリ「スピーク(SPEAK)」を使ってみて思ったのが、

“学校で英語を学ぶ”よりも、AIアプリで学んだほうがよっぽど実践的で早く身につくんじゃないか” ということ。

たとえば中学・高校、大学でも英語の授業を受けましたが、会話が上達したかと言われると、なかなか難しい面がありました。

ところが、スピークのようなAIアプリを1日10分ぐらい続けるだけでも、けっこう「話せる感覚」が身についてくるんです。

TOEICの点数を取るための勉強じゃなくて、本当にコミュニケーションするための勉強としては、こういうアプリはすごく有効だと思います。

学校の役割は変わっていく?

もちろん、学校には「人とたくさん関わる場所」としての大切な役割があります。

それはそれで素晴らしい部分だと思うけれど、純粋な“勉強”のためにわざわざ東京に進学する必要は、今後だんだん減っていくかもしれません。

AIが教師役になってくれる時代に、必ずしも大都市の大学に行く理由がなくなる若者が増えるんじゃないかな、と思うんです。

• AIのほうが効率的に教えてくれる 先生よりも優秀なAIが出てくる可能性が高い

• コスト面でメリット大 塾や大学の学費を払うより、月額課金のアプリで成果を得られるならそちらを選ぶかも

• 時間や場所に縛られない どこに住んでいても学べる

そう考えると、「勉強のために大都市へ行く」という流れは、これから少しずつ変わっていくのではないでしょうか。

2.じゃあ就職で東京へ行く人は?

就職を理由に東京へ行く人は、まだまだ減らないんじゃないかなと思います。

特に地方だと「女性が働ける場所が少ない」「同じような仕事ばかり」という現状があるので、どうしても選択肢の多い東京に惹かれる気持ちはわかります。

地方にも“キラキラ”した仕事はある?

たとえば私が経営している鈴屋電気(栃木の小さな電気工事店)でも、若い女性スタッフが働いています。

電気工事というと「汚れる・きつい・怖い」というイメージがあるかもしれませんが、実際にはディズニーの音楽を流しながら楽しく作業していたりして、“キラキラ感”だって味わえる。(キラキラ感て。楽しい気分ですね)

ただ、こういう職場はまだまだ数が少なく、地方に住む女性が希望する仕事が見つけにくいのも事実です。

3.東京で暮らすのも楽しいし、田舎で子育てするのもアリ

私自身、以前は千葉県・浦安市に住んでいました。

とにかく街が新しく、イルミネーションも綺麗で、夜景を見ながらの生活はすごく刺激的でした。

仕事終わりに同僚と飲みに行くのも簡単にできるし、都市の魅力ってやっぱり大きいですよね。

でも、子育てを考えると「田舎もいいな」と思うようになったんです。

家や庭が広くて、子どもが夜中に泣いたり騒いだりしても、そこまで周囲に気を使わなくて済む。

道路や空き地でちょっと遊ばせるのも気軽だし、自然が多いのでプールやバーベキューなど、外遊びがしやすい。

ドア・トゥ・ドアの通勤は案外変わらない?

「東京のほうが通勤がラク」「満員電車が嫌」などいろいろ意見はありますが、実際はドア・トゥ・ドアで1時間かかるなら、車で1時間の通勤と大差なかったりします。

なので「地方で車通勤がいい」「都会で電車通勤がいい」は、ライフスタイルや好み次第という部分が大きいかもしれません。

4.子育て世帯の受け皿を地方が整える時代?

私が目指したいのは、子育てしやすい環境を整えて、地方でも働ける仕組みを作ることです。

たとえば鈴屋電気で女性が働きやすい、子育てしながらでも続けられる環境を整えて、「ここなら家族で暮らしていける」「子どもをのびのび育てられる」と思ってもらえるようにしたい。

• 広い庭や自然でのびのび子育て 夜泣きや走り回っても周囲の迷惑を気にしなくて良い

• 仕事先が少なくても、自分に合う仕事を見つけられる リモートワークやフリーランスとの組み合わせもアリ

• 地元企業が“生活まるごと”をサポート 住まいの紹介や保育園情報などトータルでフォロー

「地方創生」と言うと聞こえはいいですが、結局は各地で本当に子育てしやすい環境や働きやすい職場があるかどうか。

そこに尽きるのかな、と感じています。

5.結論:東京集中は続く? でも選択肢は増える!

日経新聞にあったように、東京への人口流入が当面は続くと思います。

特に若者は「いちどは都市に住んでみたい」と憧れるし、仕事の選択肢が多いのは事実。

ただ、進学理由の上京は徐々に減っていく かもしれません。

AIアプリやオンライン学習が普及し、地方からでもクオリティの高い教育を受けられるからです。

そして何より、子育てやライフスタイルの変化に合わせて「地方に戻る」「地方に移住する」という人も増えるはず。

私自身、浦安での生活が楽しかったけれど、今は栃木の田舎でのびのび暮らすほうが性に合っています。

仕事面や社会システムが変化すれば、もっともっと柔軟に住む場所を選べる時代になるのではないでしょうか。

6.もし「栃木で子育て&仕事したい」方がいたら…

最後にちょっと告知めいた話ですが、私が運営している鈴屋電気では「子育てしながら働きやすい環境づくり」を目指しています。

• 子どもが夜泣きしてもOKな広い家や庭

• 同僚と楽しく働けるコミュニティ感

• 旦那さんがリモートワークでも大丈夫。家族で移住してきても歓迎!

「東京の生活に疲れた」「もっと自然の中で子どもを育てたい」という方がいたら、ぜひご相談ください。

住む場所の紹介や会社での仕事の話、保育園のことなど、いろいろお力になれるかもしれません。

2025年2月1日現在、そこまで大規模に募集しているわけではありませんが、興味があればまずはご連絡を。

鈴屋電気のホームページにメールアドレスがありますので、そこからお問い合わせください!

まとめ

• 日経新聞の記事では「東京への人口流入が増加」

• 若者が東京に行く理由は進学や就職が中心

• しかしAI学習が普及すれば“進学理由の上京”は減るかも

• 就職で東京に行く人は当面減らないだろうけど、子育て期に地方に戻る人は増えるかも

• 地方は“子育てしやすい環境”と“働きやすい職場”を整えれば、もっと人が来る可能性がある

• 「都会に憧れたい」「子育ては自然でのびのびしたい」……どちらも選べる時代になった

私としては、これからも「地方で楽しく働き、家族と暮らす」っていうスタイルを提案していきたいと思っています。

東京に行くのもいい、地方に住むのもいい。結局は自分がどんな人生を送りたいかですよね。

どの道を選んでも後悔しないように、情報を集めていろいろチャレンジしてみるのが一番だと思います!