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人によって態度を変える人間と、心から街を愛する人間と。

2026年4月15日


午前中、取引先の担当者が変わったということで、新しい方に会いに行った。

最初から、どこか試されているような、こちらを軽く見ているような態度が感じられた。「まあ、そういう人もいるよね」と半分あきらめながら話を続けていたのだけれど、話の流れの中でふと、自分が町議会議員をやっているという話題になった。

そこで、ころっと態度が変わった。

正直に言う。腹が立った。

若いからという理由で舐められること、無礼な態度を取られることは、今まで何度もあった。そのたびに「まあ仕方ない、そういう人間もいる」と飲み込んできた。でも今回は違った。

議員という肩書き。自分自身はその”地位”を一切意識したことがない。ただやるべきだと思うことをやっているだけで、それが名刺に一行増えただけだ。でも相手にとっては、その一行で人の価値が変わるらしい。

人によって態度を変える人間を、今日は何人も目の当たりにした。
人間の心の弱さというか、美しくない部分を、まざまざと見せられたような午前中だった。


でも午後、地元のお祭りの実行委員会の会議に出た。

そこにいたのは、自分のやりたいことも時間も後回しにして、この街のことを、この街に育つ子どもたちのことを、本気で考えて動いている同年代の大人たちだった。

嫌な思いをしながらも、形にしようとしている。利害関係なんてほぼない。ただ、好きだから。大事だから。

ああ、こんなに美しい世界もあるんだな、と思った。

午前中のざらざらした気持ちが、少しずつほどけていくような時間だった。


経営者をやりながら、議員もやりながら、小さな子どもの親でもある。

脳みそは毎日忙しい。優先順位なんてわからなくなることだってある。

それでも。

惑わされずに「目の前のことが目の前のことなんだ」と静かに理解しながら、一日一日を積み重ねていけたらいい。

そんなことを思った、プラスマイナスな1日でした。


塩谷町 タッチ